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新装版 宮本武蔵 (朝日文庫) 司馬遼太郎 感想
こんな逸話が載っています。

あるとき、宮本武蔵のもとに一人の少年が訪ねてきました。

少年は「父のかたきが討ちたい」と言い、武蔵に剣の手ほどきを願い出ます。

このときの武蔵の指導のしかたが、とっても興味深いんです。

ポイントは、つぎの3点です。

1.自信を持たせる
2.ひとつの方法を完璧に身に付けさせる
3.必ず勝てるという暗示をかける



1.自信を持たせる

武蔵はまず、少年に剣を振らせてみました。

いまいちでした。

でも、そのことは口に出しませんでした。

今から直しても間に合わないし、少年の自信を失わせてしまうからです。

そのかわり、こう言いました。

「それでいい。みごとだ」

少年はよろこび、自信を持って素振りをつづけました。



2.ひとつの方法を完璧に身に付けさせる

武蔵は「秘法をさずけよう」と言い、ごくシンプルで実用的な攻撃のしかたを、ひとつだけ教えました。

それだけを繰り返し練習させました。


3.必ず勝てるという暗示をかける

武蔵は以上のことをした上で「これで、勝てる」とお墨付きを与えました。

さらに…

勝負の日、足元の地面をのぞきこんでアリが這っていれば、運のある証拠。勝利はまちがいない!

と勇気づけました。

季節は真夏なので、アリくらいは這っています。暗示です。



少年は、勝負に勝ちました。

武蔵の指導のしかた、とても面白いですね。

author:あーりー, category:江戸時代(宮本武蔵の歴史小説), 11:47
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2009年2月のランキング
2009年2月に入ってから現在までのデータを見てみると、もっともアクセスのある記事は平家物語 現代語訳でした。

2位は歴史小説を時代別に見る

3位は『天地人』 火坂 雅志(著)です。

『平家物語』と『天地人』は先月につづいてのランクインですね。みなさん、いつもアクセス本当にありがとうございます。

author:あーりー, category:雑記, 22:58
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2009年1月のランキング
みなさんがどの記事により多くアクセスしてくれているのか、2009年1月のデータを見てみました。

アクセス数第1位の記事は『天地人』 火坂 雅志(著)でした。

NHK大河ドラマ『天地人』の影響ですね。ありがたいことです。

2番目にアクセスが多かった記事は平家物語 現代語訳でした。

平家物語のやさしい現代語訳です。これが意外な人気で、アクセス数だけではなく、ありがたいことに売れ行きもいいんです。

3番目にアクセス数の多かった記事は17歳の直江兼続が川中島を振り返るでした。これも『天地人』の感想を述べた記事ですね。

4位は再読したい小説

5位は古事記 現代語訳です。すごく読みやすい『古事記』の現代語訳でした。現代語訳と原文が交互に載っていて、解説も挿入されています。写真や絵などもあって、ビジュアル的にも楽しめる一冊です。


『平家物語』や『古事記』など、現代語訳モノの記事を見に来てくれる皆さんが多いんですね。

author:あーりー, category:雑記, 22:32
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