- 2009年2月のランキング
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2009.02.22 Sunday2009年2月に入ってから現在までのデータを見てみると、もっともアクセスのある記事は平家物語 現代語訳でした。
2位は歴史小説を時代別に見る。
3位は『天地人』 火坂 雅志(著)です。
『平家物語』と『天地人』は先月につづいてのランクインですね。みなさん、いつもアクセス本当にありがとうございます。
- 2009年1月のランキング
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2009.02.22 Sundayみなさんがどの記事により多くアクセスしてくれているのか、2009年1月のデータを見てみました。
アクセス数第1位の記事は『天地人』 火坂 雅志(著)でした。
NHK大河ドラマ『天地人』の影響ですね。ありがたいことです。
2番目にアクセスが多かった記事は平家物語 現代語訳でした。
平家物語のやさしい現代語訳です。これが意外な人気で、アクセス数だけではなく、ありがたいことに売れ行きもいいんです。
3番目にアクセス数の多かった記事は17歳の直江兼続が川中島を振り返るでした。これも『天地人』の感想を述べた記事ですね。
4位は再読したい小説。
5位は古事記 現代語訳です。すごく読みやすい『古事記』の現代語訳でした。現代語訳と原文が交互に載っていて、解説も挿入されています。写真や絵などもあって、ビジュアル的にも楽しめる一冊です。
『平家物語』や『古事記』など、現代語訳モノの記事を見に来てくれる皆さんが多いんですね。
- 山本勘助が伝説になったわけ
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2009.02.15 Sunday

新田次郎の短編集『武田三代』に、山本勘助のことを描いた『まぼろしの軍師』という小説が収録されています。
ぜひ読んでほしい作品です!
戦国時代の最終的な勝者となった徳川。その徳川を、かつて三方ヶ原の戦いで徹底的に叩きのめしたのは、武田でした。
徳川の世になると、武田の強さは伝説となりました。
その伝説を支えた男の一人が、軍師・山本勘助です。
<あらすじ>
織田信長が本能寺に散った天正10年。
山城国・妙心寺に鉄以(てつい)という僧がいました。
山本勘助の息子です。むかし、山本勘助が立身を夢見て風雲に身を投じた際、寺にあずけられたのです。
それから30年。鉄以は一度も父の消息を耳にしていませんでした。父が武田に仕えているらしいとは聞いていましたが、その武田も今は滅びています。父もまたどこかの戦場で一兵卒として死んでいったに違いない。鉄以はそう思っていました。
そんな鉄以のもとに、一人の老人が現れます。
三枝(さえぐさ)十兵衛と名乗るその老人は、山本勘助とともに武田に仕えていたといいます。
老人は山本勘助のことを語り始めます。
山本勘助が武田の軍師だったこと。武田の連戦連勝は勘助のおかげだったこと。そして川中島の戦いで壮絶な戦死を遂げたこと。
語り終えると、老人は息絶えました。
鉄以は甲斐に旅立ち、父・山本勘助のことを調べはじめます。すると意外な事実がわかってきました。現地の人々は口をそろえて「山本勘助という名前は、聞いたことがない」というのです。
老人から聞いた話と現実との間には、大きなギャップがありました。
<感想>
武田ファン、勘助ファンの方にはもちろん、たくさんの戦国ファン、歴史ファンの皆さんにもぜひぜひ読んで頂きたい小説です。
読み終えた後、少しだけ悲しい気持ちになりました。そして少しだけ救われた気持ちにもなりました。
これは何なんだろうと思って、すぐにもう一度読み返しました。
もう一度読み返したい小説はたくさんありますが、このとき「まぼろしの軍師」はぶっちぎりで優先順位ナンバー1になっていました。
父と子のすれ違い。きずな。夢。歴史がつくられていく面白さ。すべてがそろっています。おすすめです。
『武田三代』に収録されている他の作品、目次についてはコチラをどうぞ。
- 消えた伊勢物語
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2009.02.12 Thursday小説「消えた伊勢物語」は、新田次郎の短編集『武田三代』におさめられています。武田信玄が主人公の作品です。昭和43年4月号の『推理ストーリー』で発表されました。
<あらすじ>
永禄9年(1566年)2月のはじめ。武田信玄が大切に保管していた伊勢物語の原本が盗まれているのがわかりました。信玄はさっそく部下に捜索を命じます。犯人は誰なのか。これはただの盗難事件ではありませんでした。背後には大きな陰謀が…。
<感想>
飯富兵部は信玄の子・義信のことを思って考えをめぐらせます。それがかえって、飯富兵部と信玄との間に溝を生むことになります。その溝が、永禄10年の悲劇につながっていきます。飯富兵部の不器用さ、やさしさが心に残りました。
武田信玄、今川義元、北条氏康の3人が連盟のために勢揃いするシーンがあります。3人は仲良くひとつの部屋に集まって、伊勢物語について雑談をします。面白い光景でした。このとき北条氏康は伊勢物語にたいした関心を示しませんでした。しかし、あとから思えば、それも計算だったのかも知れない、とも思えてしまいます。
『武田三代』に収録されている他の作品、目次についてはコチラをどうぞ。
- 異説 晴信初陣記
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2009.02.11 Wednesday「異説 晴信初陣記」は武田信玄(晴信)の初陣を題材にした小説で、新田次郎の短編集『武田三代』におさめられています。
<あらすじ>
16歳の武田晴信(信玄)は、父・武田信虎から海の口城の攻略を命じられます。海の口城は天然の要害。簡単には陥とせません。それでも晴信はみごとな采配で攻城戦をすすめていきます。作戦はうまくいっていました。しかし、晴信は違和感を覚えます。自分は誰かにあやつられている、という違和感です。
<感想>
名将“武田信玄”誕生の瞬間が描かれています。家臣たちの心が暴君・信虎から離れ、晴信に向けられていく様子がシビアでもあり、痛快でもありました。
『武田三代』に収録されている他の作品、目次についてはコチラをどうぞ。


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