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武神の階 津本陽(著)
武神の階〈上〉 武神の階〈下〉
武神の階〈上〉 武神の階〈下〉
津本陽(著)

2007年の大河ドラマ『風林火山』で楽しみなのは、Gackt(ガクト)が演じる上杉謙信です。

Gacktも謙信もどことなく神秘的で妖しい魅力があるので、けっこうしっくり来るんじゃないかとワクワクしています。

さてこの『武神の階(きざはし)』は、その謙信が主人公の小説です。1990年に「新潟新報」や「北日本新聞」など18紙に連載されました。

もっとも興味深かったのは、ある冬の昼下がり、謙信が後継者の景勝にいくさのコツを語るシーンです。

城攻めの心得、野戦で勝利する秘訣、いくさの駆け引きなど、とても具体的に細かい点までひとつひとつ伝授していきます。ライバルの武田信玄と戦ったときのことなど、実例も豊富でした。

歴史の文献をつなぎ合わせたような資料重視の作風は好き嫌いがあるかも知れませんが、全体的に史実を大切にする落ち着いた雰囲気のある小説でした。

歴史小説をある程度読みなれてからのほうが、より楽しめる作品だと思います。
author:あーりー, category:戦国時代(上杉謙信の歴史小説), 08:57
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上杉謙信―至誠を貫いた希代の勇将
上杉謙信―至誠を貫いた希代の勇将 (PHP文庫)
上杉謙信―至誠を貫いた希代の勇将
永峯 清成(著)

上杉謙信を主人公とした小説です。軍神としての輝かしい面ばかりでなく、人間関係に悩み、いらだち、ときには失態を演じながらも精一杯生きる等身大の謙信が描かれています。

際限なく繰り返される関東への出兵や武田信玄との戦いに忙殺されながら、謙信は年をとっていきます。おれの人生はなんなのだ…という謙信のむなしいつぶやきが聞こえてきそうです。そういった虚無感や、人生でなにかを成し遂げねばという焦りなど、謙信が身近に感じられる一冊でした。
author:あーりー, category:戦国時代(上杉謙信の歴史小説), 07:58
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上杉謙信 ― 志木沢 郁 (著)
上杉謙信 (学研M文庫)
上杉謙信 (学研M文庫)
志木沢 郁(著)

越後の戦国大名・上杉謙信の歴史小説。

戦国時代を勝ち抜いて天下をとったのは、もちろん徳川家康です。その家康を三方ヶ原でこてんぱんにやっつけたのが武田信玄です。そして、その信玄を神ワザ的な戦術で苦しめたのが上杉謙信です。

謙信は越後の守護代・長尾家に生まれ、14歳で初陣を飾りました。その後、みんなのリクエストに応える形で兄に代わって家督を継ぐと、たちまち越後を制します。

ライバル武田信玄との川中島合戦や、関東攻撃、北条氏康との戦い、そして新興勢力・織田信長との激突など、謙信は幾多の戦いで武神ぶりを発揮していきます。
author:あーりー, category:戦国時代(上杉謙信の歴史小説), 17:41
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