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『宮本造酒之助』 海音寺潮五郎(著)
七人の武蔵 (角川文庫)
七人の武蔵 (角川文庫)

7人の作家が7通りの武蔵を描いた短編集。

6作品目は海音寺潮五郎の『宮本造酒之助』です。武蔵の養子・伊織の視点から、おなじく武蔵の養子である造酒之助の恋と死が描かれています。

言葉のやり取りとは別に、登場人物のあいだで繊細な心のやり取りが交わされます。

幼い伊織が大人の会話の裏にあるものを察知していくのと同時に、読んでいる僕にも真相がわかってきて、結末に近づくたびに不思議なスリルが味わえました。
author:あーりー, category:江戸時代(宮本武蔵の歴史小説), 17:14
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