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絶海にあらず(上) 第3章 任地
海は広いですね。世界とつながっています。

大航海時代、冒険者たちを運んだのは海でした。イギリスが世界を征服したのも、海を通じてでした。

『竜馬がゆく』の坂本竜馬は、「太平洋と大西洋に船団をうかべて世界を相手に大仕事がしてみたい」と貿易の夢を語りました。革命政権のリーダーとなって権力を握ることよりも、海を選んだんです。

海は魅力的です。

北方 謙三(著)『絶海にあらず 上』の「第3章 任地」を読み終えました。

藤原純友は役人として伊予に赴任します。

伊予には海があります。京都にはない開放感と疾走感があります。

純友は海を見て、こう考えます。

「海は九州に繋がっている。九州の、さらにその先にも繋がっている。」「九州のその先には、さまざまな異国があり、海で繋がっている」

いつも自分の生きる場所、自分らしく生きられる場所を考えてきた純友が、「伊予で、生きる場所を捜してみたい」と思うようになります。

純友の人生が少しずつ動き始めました。

author:あーりー, category:平安鎌倉(藤原純友の歴史小説), 21:55
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