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絶海にあらず(上) 第8章 遥かなる波涛
絶海にあらず 上 (1) (中公文庫 き 17-8)
絶海にあらず 上 (1) (中公文庫 き 17-8)
北方 謙三(著)

一人ひとりは悪い人ではないのに、立場が変わるといがみあったり殺し合ったりするんですね。


平将門たち関東の武士は、ただ公平な政治を求めています。

最高権力者の藤原忠平は、私利私欲に走ることなく、ただ一族全体の繁栄を願っています。

新羅の人々は、国が滅びそうな不安の中、必死で生きる道を探しています。

小野好古は、これまで歩き続けてきた道を大切にしようとしています。

そして藤原純友は、海の男たちが自由に生きられる海を取り戻したいと考えています。

一つ一つはいい音色でも、全部合わさると不協和音になるんですね。

「第8章 遥かなる波涛」の感想でした。
author:あーりー, category:平安鎌倉(藤原純友の歴史小説), 17:56
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