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『桃源』 (赤松広通)
戦国大名・赤松広通が主人公の短編小説。

火坂雅志の短編集『壮心の夢 (徳間文庫)』に収められています。

戦国時代で最高の頭脳をもった学者・藤原惺窩の目を通して、異色の戦国大名・赤松広通の人生が描かれています。

藤原惺窩は赤松広通を高く評価し、「赤松広通以外の武将は、是ことごとく盗賊であった」とまで言いました。

藤原惺窩と赤松広通が出会ったのは、お互いがまだ10代のころ。

そのとき赤松広通は「私には、生涯をかけて為してみたいことがあります」と、壮大な夢を語ります。

赤松広通の夢とは、桃源郷の実現です。

「いくさや争いごとのない、民が安んじて暮せる国」を作ることです。

夢の実現に向けて、藤原惺窩と赤松広通は手を取り合います。

しかし。

赤松広通の人生は、とても意外なきっかけで理不尽に幕を閉じます。

人生って何なんだろうと、読み終えてしばらく呆然としました。

『壮心の夢』に収録されている他の作品、目次についてはコチラをどうぞ。
author:あーりー, category:戦国時代(赤松広通の歴史小説), 13:16
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