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『盗っ人宗湛』 (神屋宗湛)
『盗っ人宗湛』は、博多の豪商・神屋宗湛の盛衰を描いた短編です。

火坂雅志の短編集『壮心の夢 (徳間文庫)』に収められています。

<あらすじ>

本能寺の変といえば、戦国史をゆるがした大事件ですよね。

このとき、神屋宗湛は本能寺に宿泊していました。

宗湛は行きがかり上、変事の混乱にまぎれて、本能寺の宝を盗み出してしまいます。

宗湛が盗んだのは「遠浦帰帆」という掛け軸でした。

これが後々、宗湛の人生に暗い影を落とすのですが。。。。

<感想>

「ひねこびたところのない素直な」宗湛に、好感が持てます。

一筋縄ではいかない策士や梟商たちの中にあって、人のいい宗湛の存在は、あどけないマスコットキャラのように思えたりもします。

どこかポア〜ンとしていて、危なっかしい。そんな愛嬌があります。親しみを感じます。

ついつい、

誰かに騙されているんじゃないか? このままでいいのか? 人を信用しすぎているんじゃないか?

と、心配してしまいました。

『壮心の夢』に収録されている他の作品、目次についてはコチラをどうぞ。
author:あーりー, category:戦国時代(神屋宗湛の歴史小説), 17:02
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