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妖女に取りつかれて謎の死を遂げた武将
短編小説『おさかべ姫』は、姫路城の妖女おさかべ姫にとりつかれて苦しむ池田輝政の物語です。

火坂雅志の短編集『壮心の夢 (徳間文庫)』に収められています。

<あらすじ>

ある夜、池田輝政は太閤豊臣秀吉から、姫路城にあらわれる美しい女の妖怪の話を聞かされます。

それが、刑部(おさかべ)姫です。

池田輝政は「秀吉のいつもの法螺話であろうと、なかばあきれて聞いていた」のですが、それがただの法螺話でなかったことを、やがて身をもって思い知ることになります。

<感想>

忘れたころに、おさかべ姫の恐怖がやってきます。その絶妙な間、緩急の使い分けが、話をより不気味なものに仕上げています。

最後はヒッチコックのようでした。

『壮心の夢』に収録されている他の作品、目次についてはコチラをどうぞ。
author:あーりー, category:戦国時代(池田輝政の歴史小説), 11:31
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